りく鉄15周年で「アイドル列車」 鉄道まつりも開幕 23日まで
【陸別】ふるさと銀河線りくべつ鉄道(陸別町商工会運営)は開業15周年を記念し、22日に特別列車を運行した。午前中は「鉄道アイドル列車」と銘打ち、鳥取県の若桜鉄道の公式イメージキャラクター「隼(はやぶさ)さくら」さんが乗客と交流した。
りくべつ鉄道は2008年4月に観光鉄道として開業。06年4月に廃止となった「北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線」の車両と施設を引き継いでいる。
5年ぶりに陸別を訪れた隼さんは、車内で自己紹介をしながら陸別にゆかりのあるトークを展開。乗客の乗車券に入鋏(にゅうきょう)を模してスタンプを押し、りくべつ鉄道のステッカーもプレゼントした。足寄町の50代男性は「鉄道が好きなので、鉄道アイドルと一緒に乗車できるのは楽しい」と笑顔だった。
午後からは映画を鑑賞する「映画上映列車」を運行。打ち上げ花火を車内から鑑賞する「花火列車」も午後7時半に出発する。
ふるさと銀河線りくべつ鉄道まつり(町観光協会主催)も22日午後6時に開幕し、23日も同まつりと記念列車運行を実施する。(津田久美通信員)