豊頃 ジュエリーアイス 浦島さんが撮影に成功 18日朝
【豊頃】豊頃町大津海岸に打ち上がる氷塊「ジュエリーアイス」が今年も見られ始めている。ジュエリーアイスの名付け親でもある写真愛好家の浦島久さん(70)=帯広市=が18日朝、打ち上がったジュエリーアイスを撮影した。
ジュエリーアイスは、一部の写真愛好家の間で知られていた氷塊を浦島さんが「ジュエリーアイス」と命名。2017年ごろから、透明で宝石のように輝く氷塊が広く知られるようになり、豊頃の観光スポットの一つになった。
浦島さんは毎年12月ごろから大津海岸を訪れ、撮影チャンスを狙ってきた。今シーズン初訪問だったこの日、浦島さんを含む写真愛好家4人で海岸を訪れ、ジュエリーアイスが打ち上がっているのを確認。大きいもので50センチほどの氷塊があり、十勝川河口から約500メートル上流は既に凍っていたという。
浦島さんは「まだまだ小ぶりなものが多く、例年通り来年1月中旬以降が見頃になるのではないか」と話している。(本田龍之介)