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帯三条高生がおからハンバーグを開発 物産協会と探求ゼミ

おからハンバーグを試食する生徒ら

 帯広三条高校(合浦英則校長)で「おから」を活用したハンバーグの試食会が行われた。同校と帯広物産協会(小倉豊会長)が協力して行っている地域探求ゼミの一環。生徒らは、自分たちのアイデアが盛り込まれたハンバーグを食べて、商品開発への理解を深めた。

 ゼミは同協会と会員企業の中田食品(帯広)、ティーピーパック(札幌)、帯広市などが協力。豆腐製造の副産物で、量が多く余ってしまう「おから」を地域課題として提供し、生徒らとともに商品開発に取り組んでいる。

 全14回の授業を予定しており、初回の授業で素材のおからについて学習。その後、生徒らがどのような商品にすべきか話し合いを進めていた。

 試食会は2日に開かれ、1年の西岡昊太(こうた)さん(15)は「企業が抱える課題や仕事を知ることができた。商品開発は未経験の分野なので、仕事の重みを感じる」と話した。

 帯広市の吉田誠経済部長は「生徒にゼミを通して、十勝の企業や産業を知ってもらうことで、就職先の候補として考えてもらえる」と意義を話した。(吉原慧)

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