コンサの選手が児童にサッカー教室 大樹
【大樹】サッカーJ1・北海道コンサドーレ札幌の選手が14日、大樹町を訪問し、大樹サッカー少年団の児童26人に特別レッスンを行った。子どもたちはミニゲームなどを通しプロの技術を体感、会場のB&G海洋センターには明るい歓声がこだました。
河合竜二さんと金子、中島選手
選手たちが道内市町村を巡る「北海道ツアーズ2022」・道東コース(14~16日)の初日。一行は町内で多目的航空公園などを視察、音更町を経由し、15、16日は釧路、北見方面を回った。
サッカー教室の講師を務めたのは元選手で現在は広報活動などを担う河合竜二さんと、金子拓郎選手(MF)、中島大嘉選手(FW)の3人。子どもたちは簡単なボールさばきの基礎を学んだ後、3人を相手にミニゲームを行い、プロの技に翻弄(ほんろう)されながらも、ゴールを決めると「やったー」と喜びを爆発させていた。
キャプテンの西岡利馬君(12)=大樹小6年=は「ボールが足元から離れず動きがとても速い。プロの技に驚いた。僕もプロの選手みたいに上手になりたい」と笑顔だった。
河合さんは「大樹の子どもたちは技術がしっかりしていた。プロのスピードを間近に見て、上達の一歩にしてもらえたらうれしい」と述べていた。
北海道コンサドーレ札幌の運営会社は昨年、大樹町と宇宙港運営会社のスペースコタン(同町)との間で、宇宙のまちづくりとスポーツ振興に関するパートナーシップ協定を締結している。(能勢雄太郎)
コンサの選手が児童にサッカー教室 大樹