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藤丸への感謝や思い出綴ろう、市民応援団が寄せ書きコーナー開設へ

当日展示予定の藤丸感謝絵手紙を持ち、寄せ書きへの協力を呼び掛けるメンバー(左から加藤会長、谷保陽子副会長、大松道照事務局長)

 市民グループ「藤丸を応援する会」(加藤敬会長)は、藤勝会とかち会による展示即売会に合わせ、会場内に寄せ書きコーナーを開設するなど文字通り企画を“応援”する。加藤会長は「ぜひ来店し、122年続く藤丸への思い出や応援メッセージを数多く寄せてほしい。皆で再開を祈念しよう」と呼び掛けている。

 同会は藤丸創業100周年に合わせ、2006年設立した「新しい藤丸を創造する会」が母体。「藤丸に行こう」をスローガンに、当初は中元・歳暮サポート活動などを行ってきた。16年に現名称とし、最近は「個々人で買い支える」活動を続けている。会員数は約300人。

 今回は「展示即売会を盛り上げ、少しでも藤丸に足を運ぶ人を増やしたい」(加藤会長)と協賛を申し出た。期間中、会場の7階催し会場の一角にコーナーを設け、寄せ書きに協力した人には雑貨品などを贈呈。藤丸への感謝をつづった絵手紙なども展示する。

 現在、地方創生ベンチャー・そら(帯広市)などが藤丸再生を模索している。加藤会長(81)は「幼少期から藤丸は自分にとって楽しく過ごる場所で応援し続けた。寄せ書きは気軽にできる応援。たくさんのメッセージが藤丸ロゴ・ブランドの継承、再開に向けた後押しになる」と話した。(佐藤いづみ)

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