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NHKのど自慢ドラム奏者三浦さん あす故郷で演奏

 帯広市出身のドラマー、三浦剛志さん(38)は、2019年から「NHKのど自慢」の北海道地区専属ドラム奏者として活躍している。25日に帯広市民文化ホールから放送される「のど自慢」が“十勝デビュー”となり、「地元なのでより緊張感が高まっている。普段通りミス無く演奏したい」と意気込む。(澤村真理子)

 三浦さんは帯広光南小、帯広第三中(当時)、白樺学園高卒。中学時代からバンドを組み、高校1年生の頃にお年玉でドラムを購入した。札幌市内の専門学校に進学してドラムの技術を学び、20代で上京、ドラマーの村石雅行さんに師事した。津軽三味線の「吉田兄弟」のツアーや、音楽ユニット「Every Little Thing」のアルバムのレコーディングにも参加した。

 33歳で札幌に戻り、札幌ミュージック&ダンス・放送専門学校でドラムを教えている。のど自慢北海道地区シンセサイザー担当の安斉亨さんと親交があり、同番組のドラム奏者として声がかかった。

 2019年4月の岩見沢市会場のデビュー以来、道内各地で演奏を経験。20年11月の音更会場が十勝デビューとなる予定だったが、コロナ禍で中止となり、満を持しての帯広での演奏に両親も喜んでいるという。

 のど自慢の放送前日の予選会には毎回約200組が参加する。「アニソンから演歌までテンポの幅が広い。何百曲も即座に演奏する経験はなかなかない」とやりがいを語る。のど自慢専属奏者は何十年も続けている人が少なくなく、「(自分も)今後20年、30年とやるかもしれない。出場者の方に気持ち良く歌ってほしい」と思いを話す。

 十勝関係では、芽室町の石黒みゆきさんがのど自慢北海道地区の三味線専属伴奏者を務めている。

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  • NHKのど自慢のドラム奏者として活躍中の三浦さん。地元デビューに「より緊張感がある」と話す

    NHKのど自慢のドラム奏者として活躍中の三浦さん。地元デビューに「より緊張感がある」と話す

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