夢二とかいち~ロマンとモダン(3)「竹久夢二《待宵草》」
セノオ楽譜の表紙手掛ける
「セノオ楽譜」とは、作曲や訳詞で西洋音楽の普及に努めた妹尾幸陽が1916(大正5)年から27(昭和2)年にかけて、日本はもとより世界各国の名曲名歌を集めて出版した1000曲にも及ぶ楽譜集です。1910年代から20年代にかけては、日本に西洋風の音楽が普及して楽譜の出版も盛んになった時期で、セノオ楽譜はその代表格でした。夢二はセノオ楽譜のうち270点余りの表紙を手...
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