帯広栄小学校の児童が考案の献立 市内給食で提供
帯広栄小学校(塩田直之校長、児童407人)の6年生が考案した給食メニューが7日、市内の小学校で提供された。同校では、栄養バランスや地産地消も考慮した“自信作”をうれしそうに味わう児童の姿が見られた。
給食メニューの考案は家庭科の授業の一環で、同校の横井智子栄養教諭が指導した。6年生2クラスで、班ごとに1食分の献立を考えて発表。各クラスで投票し、それぞれ1位のメニューが採用された。
この日は6年2組の足立琉成君、長谷川花帆さん、前田倖汰君、日諸奏風(かなた)君のグループが考えた、「ぜったいおいしいわかめごはん」「やさしいはくさいのごまあえ」「カリパリからあげ」「ぐがたっぷりぶたじる」が、市内給食Bコース(13校4400人分)に提供された。
同クラスでもクラスメート考案のおかずに児童たちが舌鼓を打った。考案メンバーの足立君は「ハクサイのごまあえは、ごまが利いていておいしい」と満足げだった。
6年1組の考案メニューは28日に提供される。(澤村真理子)