自然が織りなす芸術 真鍋庭園で紅葉ピーク
帯広市内の真鍋庭園(稲田町東2線)で紅葉がピークを迎えている。鮮やかに色づいた木々と常緑の針葉樹のコントラストが豪勢な景観をつくり出している。
同園では約8ヘクタールの敷地内で数千種類の植物を観賞できる。防風林に囲まれ、管内では遅い時季まで紅葉が楽しめるスポット。世界中から集めた40品種以上のカエデをはじめ、ヤマモミジやアカイタヤなどが赤や黄、紫、朱やレモン色に染まり、来場者の目を楽しませている。
眞鍋憲太郎社長によると、今年は夏以降も暖かい日が続き、葉が緑のうちに急激に冷え込んで色づき始めたため、「例年よりも少し暗めの印象」。一方、台風も無く、葉が残っている期間は長いという。開園は午前8時半~午後4時半(入園は同4時まで)。(澤村真理子)