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旬の味覚に舌鼓 ししゃも祭 北の屋台など市内飲食店で

シシャモの刺し身を振る舞う華まめの六楽内店主

 旬の生シシャモを味わう「十勝産ししゃも祭」が、帯広市内の飲食店で行われている。23日まで。

 今年で17回目。参加店は北の屋台全19店と屋台卒業の4店のほか、プレミアホテル-CABIN-帯広、旬彩酒房海彦山彦。

 今季は、初日の11日は悪天候で出漁できず入荷がなかったものの、12日からは大樹町や豊頃町大津で早朝に水揚げされたシシャモが夕方に届けられ、各店で振る舞われている。

 18日は、午後4時半ごろまでに北の屋台全体で28キロのシシャモが入荷。「華まめ」では、昆布締めした刺し身(750円)や手まりずし(850円)など4品を提供した。

 六楽内靖行店主(53)は「フェア中は予約の電話がたくさん鳴る」と人気を実感。今季初めて生シシャモを味わった本別町の農業富川範己さん(68)は「脂が乗っていておいしい。焼きもいいけど刺し身は酒に合うね」と笑顔だった。(大海雪乃)

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