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作曲家伊福部昭の足跡紹介 音更町図書館で展示会

会場に置かれたグランドピアノで演奏を楽しむ児童

 【音更】音更町ゆかりの作曲家伊福部昭(1914~2006年)の足跡を紹介する「開町120周年記念 伊福部昭展」(町教委主催、伊福部昭音楽顕彰会協力)が町図書館で開かれ、来館者を楽しませている。17日まで。

 伊福部は釧路町(釧路市の前身)生まれ。父利三が音更村の村長となったことを機に移り住み、青春時代を音更で過ごした。

 開町120周年にちなんだ同展では、ゴジラをはじめとする映画音楽や町歌、アイヌへの共感と郷愁から書いた交響曲「シンフォニア・タプカーラ」など数々の作曲を手掛け、世に送り出した伊福部の功績などを紹介。曲を紹介するパネルや、長女玲さん(東京)が小野信次町長に宛てた手紙、ゴジラシリーズの映画ポスター、町内在住のピアニスト川上敦子さんが所蔵する伊福部直筆の楽譜などを展示している。

 また、「ゴジラの曲にチャレンジ」として、楽譜とともにグランドピアノも配置しており、自由に弾くことができる。下音更小5年の入江奏音(かのん)さん(10)と吉田杏(あん)さん(11)は「音楽の授業で習ったことがある。ピアノを弾くのは楽しい」と喜んでいた。

 午前10時~午後6時(木曜は午後8時まで)。問い合わせは町図書館(0155・32・2424)へ。(内形勝也)

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  • 会場に配置されているグランドピアノを演奏する児童ら

    会場に配置されているグランドピアノを演奏する児童ら

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