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碧雲蔵で今期初仕込み 純米酒から 11月下旬にも店頭に

今期の仕込みが始まった碧雲蔵(2日午前10時10分ごろ。金野和彦撮影)

 帯広畜産大学構内にある酒蔵「碧雲蔵(へきうんぐら)」で2日、今期の仕込み作業がスタートした。総杜氏(とうじ)の川端慎治さんの指示でスタッフが蒸した米を機械に流し、タンクに投入して冷却した。今期の仕込み分は11月下旬にも店頭に並ぶ。

 碧雲蔵は、上川大雪酒造(上川管内上川町)が地元企業などと設立した「十勝緑丘」(帯広)が昨年整備。昨年は札幌国税局新酒鑑評会で金賞を受賞した他、日本航空(JAL)のファーストクラスにも採用されるなど飛躍の1年だった。

 この日、川端さんを含め従業員7人が「純米酒」の原料となる名寄産の酒米「彗星(すいせい)」を蒸して冷却用の機械で冷まし、さらにタンクに入れて8度になるように温度を調整しながらかき混ぜた。今期は来年6月ごろまで、純米酒に加え本醸造、純米吟醸、純米大吟醸、大吟醸の5種類を製造する。

 川端さんは「新型コロナウイルスの影響を受けているが、お酒が好きな人も、普段飲まない人にもおいしいと思ってもらえるようなお酒を安定して造っていきたい」と話していた。(川野遼介)

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  • 今期初仕込みが始まった碧雲蔵(2日午前1045分ごろ。金野和彦撮影)

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