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アメリカワシミミズクのハリー死ぬ おびひろ動物園

怒ったような顔が特徴的だった「ハリー」(おびひろ動物園提供)

 おびひろ動物園(柚原和敏園長)で飼育するアメリカワシミミズクの「ハリー」(雄、14歳)が、18日に死んだことが分かった。解剖の結果、死因は頭部外傷による衰弱死。同園のアメリカワシミミズクの展示はこれで3羽になった。

 ハリーは同園で2007年に生まれた。アメリカワシミミズクは飼育下だと20~30年生きるとされる。

 同園によると、18日夕、飼育員がぐったりしているハリーを見つけ、治療を行ったが、同日夜に死んだ。外傷を負った時期や原因は不明だが、出血はなく、大きな傷ではなかったという。けがをする前の健康状態は良好だったが、暑さなどの影響を受け、衰弱につながったとみられる。

 ハリーは目がつり上がり、怒ったような顔が特徴的だった。担当飼育展示係の野田紗世さんは「ハリーの怖い顔が印象に残っている方もいるのでは」と振り返った。(石川彩乃)

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