10月の全道大会へ技術磨く 十勝の高校新聞局が講習会
管内高校の新聞専門部が集まり、新聞作りの技術を磨く「技術講習会」が帯広柏葉高校で開かれた。10月には全道大会の帯広開催が決まっており、取材や紙面作りのほか、円滑な大会運営についても話し合った。
5校の新聞部・局から計73人が参加し、7月20日に行われた。1班5、6人で全13班を組み、新聞制作に取り組んだ。
取材は帯廣神社で行い、権禰宜(ごんねぎ)の佐々木昌和さんから由緒や御祭神について説明を受けた。生徒たちは参拝方法やお守りの意義などを積極的に質問。カメラで撮影し、メモを取った。
その後、A4判の用紙1枚を使った手書きの新聞作りを開始。割り付けや記事執筆、見出し付けなどの役割分担の下、約2時間半で完成させた。
生徒たちは、交流を通じて他校の新聞作りや姿勢を学んだ。全道大会の実行委員長を務める帯広柏葉高校の古館唯地局長(3年)は「他校の新聞作りを見ることができ、面白かった。参加者が楽しめる全道大会をつくれたら」と話した。
全道大会は10月6~8日に開かれる。帯広市の後援を受け、同7日午前中の1時間半、取材を行う広小路が歩行者天国となる。(松田亜弓)