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上士幌の双子姉妹 広小路で初の展覧会

ビビッドな色使いの絵が目を引く絵を描いた綺音さん

 上士幌中学校2年の双子姉妹、戸枝琴音(ことね)さん(13)と綺音(あやね)さん(13)の初の2人展「カガミアワセ展」が26日、帯広市西2南8の帯広まちなか「商」学校(広小路商店街内)で始まった。8月9日まで。

 2人は電子タブレットを使って絵画制作に取り組んでいる。同会場で3月に開かれた作陶展で、PR用のダイレクトメールやSNS用のアイコン、ポスターなどを制作した縁で展覧会を開くことになった。

 「商」学校3階のまちなかshowラウンジには、2人が手掛けたイラストを合わせて約50点展示。琴音さんは「幾何学」と題してモノクロを中心としたイラストを展示。実在から空想の生き物まで、限られた色の中でもそれぞれが存在感を放つ。綺音さんは「孤供(こども)の悪夢」と称し、琴音さんとは対照的に鮮やかな色使いのイラストを展示。鮮烈な色で描かれた作品の数々には、自身の心の声を反映させているという。

モノクロを基調とするイラストを手掛けた琴音さん

 琴音さんは初めての展覧会に「きれいにまとまった形になっていて素晴らしい」、綺音さんは「知らない人に見てもらうと思うと緊張している」と話した。

 開場時間は午前11時~午後5時。7月中は28日以外は2人も会場におり、作品の追加や会場を使った制作活動なども予定している。(大木祐介)

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