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歯科医院にバスの運行を知らせるデジタルサイネージを設置 拓殖バス

デジタルサイネージを受付横に設置している、こにしファミリー歯科クリニック(左は小西院長)

 北海道拓殖バス(音更町、中木基博社長)は、こにしファミリー歯科クリニック(帯広市西16南6、小西隆司院長)の待合室に、バスの運行状況を表示するデジタルサイネージ(デジタル技術を活用した情報媒体)を稼働させている。同社として民間施設に設置するのは初。

 同クリニック正面には拓殖バスの停留所「西16条6丁目」があり、高齢者を中心に患者の約1割ほどがバスを利用している。同クリニックでは患者の利便性を考え、2016年の開院時から運行状況を表示する液晶パネルを設置し、拓殖バスの回数券の販売窓口にもなっている。

 拓殖バス内で、車両の位置情報を管理するシステム整備が終了。3月からデジタルサイネージを本格稼働させ、行き先、到着時刻、遅延状況をリアルタイムで表示している。バスの到着時には音声アナウンスも流れる。

 小西院長は「患者にとっては(バスの到着を)待つ時間の目安を知ることができる。バスの利用を促す材料になれば」と話す。

 拓殖バスは同クリニックのほか、帯広駅バスターミナル、鹿追営業所にデジタルサイネージを設置している。同社は「他の施設にも設置を提案したい」としている。(本田龍之介)

関連写真

  • 液晶パネルには、到着時刻や遅れ状況などを更新、表示している。

    液晶パネルには、到着時刻や遅れ状況などを更新、表示している。

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