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中山農園今季オープン 幕別

多彩な花や野菜の苗を販売している中山農園

 【幕別】中山農園(町千住52ノ6)の直売所が今季の営業を始め、野菜や花の苗を求める来場客でにぎわっている。

 2019年に同農園内のハウスで販売を始め3年目を迎えた。今年は1日にオープンし、昨年リクエストの多かった品種を増やし43品目で100種以上の野菜と花の苗をそろえる。無くなり次第営業を終了する。

 花はマリーゴールドやバーベナ、コキア、昨年人気だった紅白のサルビア「トーチライト」など。野菜はトマトやインゲン、レタス、スイカなどを並べ、パプリカは赤とオレンジ、黄色に白と紫が加わり5色で展開。今月中旬には変わり種の黒いトマト、白いキュウリやナスも数量限定で登場する。初めての家庭菜園でも扱いやすいように病気に強い苗にこだわり、管外からのリピーターも多い。

 苗の価格はいずれも70~400円。帯広市内の60代女性は「すぐに売り切れるのでオープンするとすぐに買いに来るようにしている。ここの苗を買ったらもう他では買えない」と目当ての苗を手に話した。

 中山昭子店長は「野菜はそれぞれ育て方が違うので、植える時期や収穫についてもアドバイスしている。愛情を込めて育てた苗でおいしい野菜やきれいな花を育ててみませんか」と呼び掛ける。

 営業時間は午前9時~午後3時。雨天時は休業の場合もある。問い合わせは同農園(080・8296・9056)へ。(杉原輝美通信員)

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