十勝毎日新聞 電子版

Tokachi Mainichi News Web

JRはまなす編成運行中 特急とかちの一部列車で

窓側に向いてカウンター席が設置されている「はまなすラウンジ」(13日午前8時半ごろ、JR帯広駅で)

 JR北海道の新型多目的車両「はまなす編成」が、帯広と札幌を結ぶ特急「とかち」の一部列車で使用されている。期間はゴールデンウイークを除いて5月下旬まで。帯広方面の列車での長期間の運用は初めて。

 昨年完成した、はまなす編成(5両)の外観は、北海道を代表する花・ハマナスをイメージしたピンク色。1号車(定員26人)の「はまなすラウンジ」にはテーブル4台と窓に向いたカウンター10席を配置し、物販カウンターや2人用の多目的室兼個室(1室)がある。2~5号車は客室(定員計約200人)。公衆無線LANを利用でき、全席にコンセントを設けている。

5月下旬まで一部の「とかち」で使用されている「はまなす編成」

 特急とかちでの運用は6日に始まった。4月は27日まで偶数日は9号(札幌午後9時10分発)、奇数日は4号(帯広午前8時42分発)で、5月は6~21日の期間、偶数日は9号、奇数日は4号で使用される。

 13日、とかち4号のはまなすラウンジに乗車した小樽市の高山祐二さん(47)は「この車両を目的に帯広まで来た。北海道を代表するような列車で楽しみにしている」と話した。

 JR帯広駅の佐々木大輔駅長は「コンセントやWi-Fiなど利便性も向上したので、ぜひ利用してほしい」としている。(津田恭平)

関連写真

  • JRはまなす編成運行中 特急とかちの一部列車で 3

    JRはまなす編成運行中 特急とかちの一部列車で 3

  • 窓側向きにカウンター席が設置されているはまなすラウンジ

    窓側向きにカウンター席が設置されているはまなすラウンジ

  • 5月下旬まで一部の「とかち」で使用されているはまなす編成

    5月下旬まで一部の「とかち」で使用されているはまなす編成

更新情報

28日に鉢花販売会開催 音更高校

紙面イメージ

紙面イメージ

11.22(金)の紙面

ダウンロード一括(99MB) WEBビューア新機能・操作性UP

日別記事一覧

前の月 2024年11月
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

十勝の市町村

Facebookページ

記事アクセスランキング

  • 昨日
  • 週間
  • 月間

十勝毎日新聞電子版HOME