ハクチョウの群れ 北帰行の途中で一休み
日本で冬を越し、北へ帰る途中のオオハクチョウが、十勝管内の畑などで羽を休めている。ガンカモ科のオオハクチョウは、冬鳥として北日本や日本海側に渡ってくる大型の水鳥で、群れを成して行動している。
清水町内の畑でも、首を器用に折り畳んで休んだり、土の中にくちばしを突っ込んで、真っ白な体を泥だらけにしたりする姿が見られる。
時折「コーコー」と鳴き交わし、夕日が沈む頃になると、水辺などの寝床に向かって、10羽ほどのグループで一斉に飛び立っていく。(小山田竜士)