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本別砕石工業が「くり豆本舗」を承継

くり豆本舗を新たに担うスイーツ事業部。右から内田社長、萩原さん、内田知数子さん、紺野さん、山本さん

 【本別】砕石販売業の本別砕石工業(内田智大社長)は、町内の菓子製造販売「くり豆本舗」(野田恵子社長)の事業を引き継いだ。1日にスイーツ事業部を立ち上げ、くり豆本舗で製造していた甘納豆やようかんなどの和菓子を製造販売。屋号やブランド「ぽんとぺんぺ」などは引き続き使用する。

 くり豆本舗は2010年に町内の建設業野田組が新規事業として設立。野田社長の高齢に伴う引退を受けて事業の承継先を探し、本別砕石工業が手を挙げた。譲渡額は非公表。加工設備や販売網などをそのまま引き継いだ。

 本別砕石工業は経営多角化を目指し、サイレージ飼料の生産・運搬なども手掛けている。新設したスイーツ事業部は同社役員の内田知数子さん(71)をリーダーに、紺野澄子さん(72)、萩原綾桂さん(32)、山本恵理佳さん(32)の4人態勢で臨む。

 製造するのはくり豆や白花豆などのようかん6種類、甘納豆3種類、くり豆蜜シロップなど従来のラインアップに加え、あんみつといった新商品も予定。

 商品は町内の道の駅ステラ★ほんべつ内のショップや義経の館、管内ではJR帯広駅、とかちむら(帯広)、道の駅ガーデンスパ十勝川温泉(音更)などで扱っている。くり豆本舗のオンラインストア「ぽんとぺんぺ」でも販売中。

 今後は町内でカフェの開設も検討している。内田社長は「もともと甘いものが好きで、事業として何かできないかと考えていた。自分たちが『うまい』と思ったものを作っていきたい」と力を込める。(折原徹也)

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