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感染対策、3段階の星で明示 5番館ビルがステッカー掲示

星二つのステッカーを店の入り口に掲示した上木ママ

 帯広市中心部の5番館ビルは15日、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策を3段階の星で明示するステッカーの掲示を同ビル全店で始めた。同ビルは十勝総合振興局などが進める感染症対策のモデルで、さらなる対策や取り組みの可視化が狙いだ。(本田龍之介)

 同振興局は市、帯広商工会議所、帯広観光社交組合などと協力。クラスター(感染者集団)発生などで中心部の飲食店が打撃を受ける中、ビル全体で対策に取り組むことで繁華街のイメージ回復につなげる。

 対策状況は3段階。星一つがマスク着用や手指消毒など7項目で、星二つがコイントレーを使用し接触を減らすなど。星三つは他店が参考になるような独自の取り組みを行う店が対象となる。各店でチェック項目に記入してもらうほか、振興局職員らが対策の実施を1店ずつ確認する。

 同ビルに入居する55店中、今回の認定では星一つが34店、二つが21店、三つは該当なしだった。今月中にも再度、各店の感染症対策をチェックする予定。

 星二つを受けた4階の「ラウンジケー」は、常連客の勧めで、店独自の感染対策への協力を呼び掛ける掲示物を張り出したほか、飲み物のマドラーを1人1本ずつ用意するなどの対策を取っている。上木まこママは「お客さまの協力なしに星二つはない。星三つを目指し、さらなる対策を考えたい」と話した。

関連写真

  • 1時間に1回の「消毒タイム」を知らせるタイマー活用を紹介するマハロの花岡斗夢さん(15日)

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  • 一宮会長(左)から星2つのステッカーを受け取る上木ママ(15日)

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  • マハロ(6階)では背の高い飛まつ防止パーティションを設置している

    マハロ(6階)では背の高い飛まつ防止パーティションを設置している

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