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おびひろ動物園、夏季開園最終日

夏季開園最終日のおびひろ動物園で、赤カンガルーを見に集まった来場者(3日午前11時15分ごろ。金野和彦撮影)

 おびひろ動物園(柚原和敏園長)は3日、今年度の夏季開園の最終日を迎えた。家族連れを中心に、午前中から多くの来園者でにぎわった。

 この日の帯広は日中、青空が広がり、正午までの最高気温も13・0度と穏やかな一日に。同園では朝から入場門前で、開園を待つ人たちの姿が見られた。

 園内で市民らはお目当ての動物を観察したり、観覧車やゴーカートなどの遊具を楽しんだりして、思い思いに休日のひとときを過ごした。アカカンガルーや、SNS(インターネット交流サイト)などで注目を集めるエゾタヌキの飼育舎前には、親子やカップルなど幅広い年齢層が訪れ、その姿を間近で楽しんだ。

 芽室町から親子で来園した遠國健琉(たける)君(11)=芽室小6年=は「エゾタヌキはツイッターなどでも見ている。もふもふ、ころころとしていて、かわいい」、母の繭さん(35)も「せわしなく動いている様子が意外だった」と話していた。

 冬季開園は12月5日から来年2月28日までの土・日曜日と祝日。時間は午前11時~午後2時。(大木祐介)

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