家族で会いに来たよ 「夏日」の彼岸の入り
19日は彼岸の入り。秋分の日(22日)を中日とする「秋の彼岸」が始まり、十勝管内の墓地や寺にも多くの家族連れなどが訪れ、先祖を供養した。
4連休初日のこの日、管内は晴れ間が広がり、帯広測候所によると、帯広は正午までの最高気温が26・4度と9日以来10日ぶりの夏日に。このほか足寄26・0度、池田25・9度など管内8地点で夏日となった。
帯広市の緑ケ丘墓地には、朝から続々と市民らが足を運ぶ姿が見られた。市内に住む、娘、孫、ひ孫の4世代9人で訪れた太田タイさん(86)は両親らが眠る墓に手を合わせ、「ご先祖さまみんなに守ってもらって、一日一日楽しく過ごしていきます」と手作りのおはぎと赤飯を供えた。
帯広測候所によると、4連休中の十勝は後半2日間が曇りで、雨が降る所もありそう。帯広の予想最高気温は20日24度など、連休中は20度台前半。(松田亜弓)