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雨にも負けず48チーム参戦 更別でママチャリ耐久レース

冷たい雨が降りしきる中、ママチャリにまたがり一斉にスタートする参加者(30日午前10時ごろ、新井拓海撮影)

 【更別】自動車レースのコースを自転車で走る「全日本ママチャリ5時間耐久レース」(実行委主催)が30日、更別村の十勝スピードウェイで開かれた。雨が打ちつける中、48チーム約350人が完走目指してペダルを踏みしめた。

 午前10時、西山猛村長の「レッツゴー!」の掛け声でスタート。気温12・4度と肌寒い中、参加者は1周3・4キロのコースへ繰り出した。

 1チーム最大10人で、午後3時までの周回数を競った。

 帯広工業高校教職員チームは稲津誠校長(56)ら10人で初参戦。背中に「熱血教師軍」の文字が入ったそろいのシャツを着てレースに挑んだ。同校からは生徒チームも参戦し、稲津校長は「生徒の方が圧倒的に速いと思うが、とにかく完走を目指します」と笑顔だった。

 耐久レースは今年で22回目。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今年は参加チームを道内に限った。

 会場では、走者交代の際にスタッフが自転車のハンドルや手指をアルコール消毒したり、走行中以外はマスクの着用を求めたりして感染対策を講じた。(澤村真理子)

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