「自然共生の魅力発信を」 インターン生が見た日高山脈・野沢波留乃
帯広市内から中札内村方面へ車を走らせること約1時間。コロナ禍にも関わらず、休日には例年の約2~3倍の利用客が訪れているという場所がある。その場所の名は、「日高山脈襟裳国定公園」内の札内川園地。
キャンプ場としての利用客が多く、敷地内は緑豊かな木々に囲まれ、川のせせらぎがとても心地よい。自然の偉大さを感じることができる場所である。今なお山脈が隆起を続け、絶え間ない浸食作用が続く日高山脈は、日本最後の秘境の一つでもあり、現在、国立公園化に向け協議が進められている最中である。
固有の動物や植物を守り自然と共生しながら、いかにその魅力を他の地域の方々に発信していくかが今後の課題となる。(野沢波留乃)