「とかち未来チャレンジ賞」に士幌高
十勝総合振興局は3日、地域に根差した活動を展開し、課題解決に挑戦する個人・団体を表彰する「とかち未来チャレンジ賞」として、士幌高校(赤穂悦生校長、生徒162人)を表彰した。
同校は地場産品を活用した製品開発に取り組んでいる。道内高校で唯一、「北海道HACCP認証」を取得。これまでも有機JASやグローバルGAPなどの認証取得やカシワ林の保全活動など、農業生産や地域活動の活躍が顕著として表彰に至った。
表彰式は十勝合同庁舎で行われ、赤穂校長ら学校関係者のほか高木玲奈さん(フードシステム科3年)、畠野麗桜さん(同)が出席。十勝総合振興局の水戸部裕局長から賞状を受けとった。
畠野さんは「これまで先輩たちが衛生管理などを行ってくれた結果。これからも地域に根付いた商品を開発していきたい」と話していた。(中島佑斗)