シニアゴルファーの高田さん、エージシュート200回達成
【音更・幕別】十勝を代表するシニアゴルファー高田常夫さん(83)=音更町=が「エージシュート」200回の大記録を打ち立て、幕別町の帯広国際カントリークラブで13日、記念ゴルフ大会が開かれた。昨年10月に200回に到達し、この日の大会も76打で回り、達成記録を通算207回に伸ばした。高田さんは「たくさんのゴルフ仲間に恵まれたからこその記録。これからも毎回、エージシュートを目指してプレーし続けたい」と意欲を新たにしている。
49歳でゴルフを始めた高田さんが、自身の年齢以下の打数でホールアウトするエージシュートを初めて達成したのは70歳の2007年7月8日。札内川ゴルフ場で70打をマークした。一般的に年齢を重ねるごとに体力や視力が落ちたり、足腰が弱ったりする中、高田さんはエージシュートの記録を年々伸ばした。
76歳の13年に初めて2桁となる13回とし、77歳で通算50回を含む21回。78歳は13回、79歳は17回だったが、80歳では一気に42回。この年7月8日には通算100回を達成した。81歳では30回と若干落ちたが、昨年の82歳では10月28日に帯広国際CCでの82打が43回目となり、通算200回を打ち立てた。
年間100日以上プレーする高田さんだが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で少なく、現時点では20日ぐらい。さらに腰を痛めて足にしびれがあるという。それでもこれまでに6回達成し、13日の記念コンペではグロス2位となる76打で回って今季7回目を記録。参加者48人中ネット73・6打の14位と元気ぶりを見せつけた。この日参加した仲間47人も高田さんの大記録に賛辞を送り、優勝した山角正男さん(70)=音更町=は「心技体そろっての大偉業。健康に留意し、さらにエージシュートを重ねて」と激励した。
高田さんは昨年、日本パブリックゴルフ協会主催のドリームエイジ大会東日本地区予選で優勝し、決勝では3位と健闘した。
今年は腰痛などもあり出場を見合わせたが、「来年は参加したい」と意気込んでいる。(大野篤志)
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