幕別の大澤さん 法華寺で天井画に続き壁画も
幕別町のイラストレーター大澤真琴さん(21)が、大正山法華寺(帯広市東5南7、内山智洋住職)の天晴閣にある礼拝(らいはい)場で壁画を手掛けた。
大澤さんは昨年末に内山住職から依頼を受け、同所の奥のスペースで7.2メートル×4.5メートルの天井画を今年春までに仕上げている。
今回は同じスペースの左右の壁面下部にハスの花を描き、7月初めに完成。中央の壁面には帯広の間野亮さんが描いた天女の姿(蒔絵=まきえ)があり、大澤さんは「フォルム、シルエットや余白に気を使いながら、蒔絵に合うように意識した」と話す。
内山住職は「今後も十勝管内にいる作家や職人の力を借りていきたい」としている。(大木祐介)