「あずまや」で子どもら息抜き 池田
【池田】新型コロナウイルス感染拡大防止の取り組みが続く中、十勝管内では休業要請の緩和や小・中学校、高校の分散登校が始まり、利別小学校(猪股宏亮校長)の校庭東側にある「あずまや」では久しぶりに子どもたちの笑い声が響いている。
道は政府の緊急事態宣言の対象となっているが、石狩管内を除く一部の地域で休業要請が解除されるなどの動きもある。十勝管内では「3密」(密閉、密集、密接)を避けながら屋外で遊ぶ子どもらの姿が見られるようになった。
19日の日中、利別小の校庭にある「あずまや」では、上士幌町在住の山本和子さん(66)が池田町内の保育園に通う孫の尾西優衣ちゃん(4)と弟の健ちゃん(2)を連れて遊びに来ていた。山本さんは「人数が多くなると帰るように気を付けている」と話していた。(水上由美通信員)