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十勝ワイン値上げへ 主力トカップは38年ぶり 池田

4月1日から値上げとなる十勝ワイン

 【池田】町ブドウ・ブドウ酒研究所は今年、十勝ワインとリキュールを合わせた約40品目(アムレンシス、アイスワインは除く)の値上げを実施する。物流費の高騰などが要因で、値上げ幅は1本(720ミリリットル)当たり9円から最大660円。実施時期は4月1日からだが、主力の「トカップ」(赤・白・ロゼ)は市場への影響を考慮し、半年間遅らせ10月1日に値上げする。

 トカップは1982年以来38年ぶり、その他は2014年10月以来6年ぶりの値上げとなる。

 商品別でみると、「トカップ」(現1086円)は1149円、「清見」(現2794円)は3074円、「山幸」(現2537円)は2872円、「清舞」(現2662円)は2929円、「セイオロサム」(現2266円)は2379円、「町民用ロゼ」(現990円)は999円になる。

 ドライバー不足が顕著な物流コストに加え、原材料のブドウや紙・段ボールなどの資材が高騰している。10月の酒税法改正も視野に入れ、値上げすることにした。

 同研究所は「コルクをスクリューキャップに変更するなどし、これまでは値上げを行わなかった。企業努力だけでは限界」とし、理解を求めている。

 なお、十勝ブランデーと梅酒の計8種類は、昨年5月1日に300円から最大3000円の幅で値上げしている。(内形勝也)

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