ジュエリーアイスラベルの十勝ワイン発売
【池田・豊頃】十勝池田酒販協同組合(新津雅弘理事長)は28日、ジュエリーアイスラベルの十勝ワインを発売した。商標権を有する豊頃町と、十勝ワインを製造する池田町の協力を得て実現した初めての商品。同組合を構成する6町(池田、豊頃、浦幌、本別、足寄、陸別)の酒類取扱店で264本(1本720ミリリットル)を限定販売する。
使用する十勝ワインの銘柄は、道内産のブドウをブレンドした北海道産ビンテージ2017年産赤と18年産の白。赤は144本、白は120本をそれぞれ1本1848円で販売。
同組合は、観光資源として全国区の知名度を誇るジュエリーアイスに目を付け、昨年6月から商品化を模索。商標権を持つ豊頃町と協議を重ね、ラベルに印刷するジュエリーアイスの画像約20種の提供を受けた。加えて十勝ワインを製造する町ブドウ・ブドウ酒研究所に相談し、北海道産ビンテージの一部をジュエリーアイスラベルとして販売する了承を得た。
ジュエリーアイスラベルは同組合がデザイン。17、18年産ともに黒色を基調としたラベルで、赤には「見つめ合う二人に 聞こえてくる 氷のささやき」、白には「しばれる日の朝に 打ち寄せる波が造る 氷のいたずら」のフレーズと、違う画像が施してある。
同組合の新津理事長は「ジュエリーアイスと十勝ワインを組み合わせることで魅力のある商品ができた」と話している。
今季のジュエリーアイスの観光シーズンはすでに最終盤を迎えている中での発売となるが、同組合ではラベルの画像などのデザインを変更しながら次年度以降も販売を継続していく考え。問い合わせは同組合(015・572・2489)へ。(内形勝也)