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広陽小リコーダークラブ 2部門で全国大会へ

全国大会の出場権を手にし、意欲を見せる広陽小リコーダークラブの子どもたち

 「第34回全道リコーダーコンテスト」(道リコーダー教育研究会主催)の小学校の部で、帯広広陽小リコーダークラブ(徳岡沙羽部長、部員17人)が合奏、重奏の2部門で金賞に輝き、2年連続3度目の全国大会に駒を進めた。

 大会は1月11日に札幌市で行われ、小・中・高校と一般の各部ごとに審査された。独奏、重奏(二~五重奏以上)、合奏(同じパートが2人以上)の3部門があり、広陽小は前回に続き合奏、重奏の両部門で全国出場権を得た。

 全員で出場した合奏部門は「日本民謡メドレー」を選曲。ソーラン節、こきりこ節、八木節などの民謡を息をそろえて演奏し、金賞の中でも優れた団体に贈られる「会長賞」も併せて受けた。

 同クラブは3~6年生が在籍し、今年は4年生が7人と約半数を占めた。4年生はこの1年間で大きく成長し、5、6年生と共に演奏を支えた。本番ではソプラノやアルトのほか、テナー、バスなどさまざまなリコーダーを使用。庄司唯菜さん(6年)と原彩月(さいら)さん(同)は「曲が難しいし、指が回っていない子も最初はいた。歌い方やテンポ感はまだ足りないが、全国へ向けて頑張りたい」と話す。

 一方、重奏は徳岡部長と庄司さん、原さんの6年生3人と松崎紅愛(くれあ)さん(5年)の計4人で出場し、楽曲は「世界の5つの都市」。ソプラノ、アルト、テナー、バスの四つのリコーダーをそれぞれ担当し、プレッシャーも大きい中で演奏した。

 全国に向け、庄司さんと原さんは「心を一つに、後悔がないように楽しく演奏したい」としている。全国大会は3月29日に東京で開かれる予定。(松田亜弓)

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