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準大賞のなつぞら表彰 ロケーションジャパン

トロフィーを手にする「なつぞら」の関係者ら。右から川口俊介NHKプロデューサー、磯制作統括、川田副会長、帯広観光コンベンション協会の鈴木新一専務理事、同協会の松田里奈さん、プレゼンターの田中康之氏

 【東京】地域観光を活性化させた映像作品とそのロケ地を表彰する「第10回ロケーションジャパン大賞」の授賞式が20日、都内で開かれた。準グランプリのNHK連続テレビ小説「なつぞら」と十勝エリアの関係者に、賞状とトロフィーが贈られた。

 地域活性プランニング主催。2018年12月~19年11月に公開・放送された映画、ドラマ、アニメ作品を対象に、ロケ支援や地域の変化などの観点から選考した。

 十勝は、行政や経済団体など30団体で「なつぞら」応援推進協議会を設立し、地域一丸でのロケ支援や情報発信、出演者を招いたイベント開催が評価された。

 表彰式には、応援推進協議会の川田章博副会長(帯広商工会議所会頭)とNHKの磯智明制作統括が出席。トロフィーを受け取った川田副会長は、ヒロインが通った高校のモデル・帯広農業高校がセンバツ甲子園に出場すると報告し、「なつぞらが大きく寄与したことは言うまでもない。日本一の豊穣(ほうじょう)な大地と酪農王国の十勝に来てほしい」とあいさつした。

 磯制作統括は「移動手段や牛など課題は多かったが、素晴らしい対応をしてくれた。十勝がなければこのドラマは生まれなかった」と語った。

 グランプリは映画「翔んで埼玉」と埼玉県。(池谷智仁)

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