おびひろ動物園に泊まろう 2月に真冬のzooキャンプ
冬のおびひろ動物園に泊まる「真冬のおびひろZOOキャンプ」が2月8、9日、同園で開かれる。日本唯一の北極冒険家として知られる荻田泰永さん(上川管内鷹栖町)を迎え、極寒冒険体験や夜の動物園探検などのプログラムを予定している。冬の動物たちの様子を、見て聞いて学ぶことができる。
おびひろ動物園とコープさっぽろの共催で、同園では初の開催。荻田さんは北極圏を20年間で約1万キロ徒歩で移動した冒険家。2018年には、外部から物資補給を受けない「無補給単独徒歩」による南極点への到達に成功している。
キャンプでは荻田さんから平均気温氷点下34度の北極の冒険方法を学び、テントの中で過ごす極寒体験を行う。夜は園内を荻田さんと柚原和敏園長と巡り、一日を通じて北極の動物や園内の動物についての生態やエピソードを知ることができる。
道や目印がない北極で緯度と経度、太陽の位置、風を読んで目的地を目指している荻田さん。体験では緯度と経度について手ほどきを受けた後、園内に隠された“お宝”を探す「宝探し」もある。夜の探検後は動物園センターで宿泊するため、寒さの心配はない。
夕・朝食付き。時間は8日午後2時から。参加対象は親子で、子どもは小学4~6年生。定員は10組で抽選。
参加費は入園料のほかに親子1組(保護者1人、子ども1人)8000円で、1人追加ごとに3000円が必要。防寒着、着替え、帽子、手袋、寝袋を持参する。
20日までに、コープさっぽろのホームページから申し込む。問い合わせはコープトラベル(011・851・7411)へ。(松田亜弓)
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