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宇宙期成会加盟企業に保証料割引新制度 北海道信用保証協

パンフレットを持ち制度をPRする荒野次長

 北海道信用保証協会(本部札幌)は11月から、中小企業・小規模事業者を対象にした新保証制度「未来につなぐ地域社会応援保証『みらいにつなぐ』」の取り扱いを始める。保証要件の一つ「地域発展のための取り組み」の第1号に「とかち航空宇宙産業基地誘致期成会(宇宙期成会)」の会員であることが掲げられた。

 同協会は中小企業が金融機関から融資を受ける際、その借入債務を保証する公共的な機関。中小企業の事業資金調達の円滑化を図ることなどを目的に、法に基づき設立・運用されている。

 新保証は北海道SDGs推進ネットワーク加盟や北海道働き方改革推進企業認定、厚労省の「くるみん認定」、「ユースエール認定」など8項目のうち、いずれかの要件を満たしている場合、基準保証料率から10%割り引く。1件当たりの限度額は2億8000万円以内。同制度の取扱期間は2021年3月末まで。

 同協会は「地域発展のための取り組みを行っている」という独自の認定項目を設定。宇宙期成会には同協会も加盟しており、帯広支店の荒野央次長は「まさしく地域経済の発展に向け、新たな産業を作り上げるため活動している団体」と評価した。

 同協会では今後も同項目の該当団体を全道的に増やしていく考えで、荒野次長は「北海道の魅力を磨き、地域社会形成に積極的に取り組む事業者の応援につなげたい」と話している。問い合わせは同支店(0155・24・3658)へ。(佐藤いづみ)

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