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手水鉢に花浮かべ 帯廣神社で「花手水」

升ごとに色とりどりの花が浮かぶ帯廣神社の花手水(1日午前9時20分ごろ、新井拓海撮影)

 水と彩りで涼を感じて-。帯廣神社(大野清徳宮司)は手水(ちょうず)舎を花で飾り付ける「花手水」を始めた。色とりどりの花々と冷たい水が涼しげで、多くの参拝者が写真を撮影している。

 手水舎は参拝の前に身を清める場所。同神社によると、花手水は数年前に京都で始まり、徐々に全国の神社仏閣に広がっているという。道内では初めてで、帯廣神社では5月から期間限定で1回につき3日程度の間飾り付けている。

 1日には新たに花々が浮かべられ、キクやコチョウランなどで彩られた。衛生面に配慮し、ひしゃくで水をくむところと花々とが交じり合わないよう格子で仕切られている。透き通った水に浮かぶ花々を「きれいだね」と眺める参拝者の姿もあった。

 同神社権禰宜(ごんねぎ)の佐々木昌和さんは「暑い時期だが、すがすがしくお参りしてほしい」と話している。花手水は1~3日、13~15日に予定している。(松田亜弓)

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