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退職校長ら24人 夏休み学習支援 音更

退職校長を講師に自主学習に取り組む子どもたち

 【音更】退職校長らが子どもたちの自主学習を支援する「家庭学習支援楽校 夏休み熟年先生から学ぼう講座」が7月29日から、共栄コミュニティセンターなど町内3会場で始まった。2日まで。

 町教委主催。夏・冬休み中の子どもの居場所づくりや自主学習の支援が目的。今回は小学3~6年生20人が参加し、期間中、24人の退職校長らが支援する。

 30日の町生涯学習センター会場では、音更小3年の児童2人が参加し、国語や算数のドリルなどに取り組んだ。背戸田真子さん(8)と岸本莉聖さん(8)は「家で宿題はあまりやらないけど、ここならはかどりそう」と笑顔を見せた。

 講師で3月に同小を退職した石川満さん(60)は「校長室によく遊びに来てくれていた。久々に会えてうれしい」、毎年参加している田尾貞夫さん(82)も「教えるのは楽しい。子どもから元気をもらえている」と話していた。

 講座は昨年まで町教委と北十勝退職校長教頭会が共催。今年に入って同会が解散したが、今回も例年同様の講師陣が集まった。町生涯学習課の阿部修社会教育係長は「多くの協力をいただき感謝したい。参加する児童がいる限り、今後も続けたい」と話している。

 来年から小学校で英語の授業が義務化されることを踏まえ、最終日の2日には特別講座「英語deトライ」も初めて開催。町教委の外国語指導助手(ALT)マルタンさんを講師に、自己紹介や道案内などの日常会話について学ぶ。
(安倍諒)

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