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安全運転サポート車の性能体感 帯広で同乗体験会

安全技術が搭載された自動車の機能を確かめた同乗体験会

 自動ブレーキやペダル踏み間違い時の制御装置などを装備した「安全運転サポート車」に同乗し、その性能を体感する体験会が21日、帯広運転免許試験場で開かれた。

 道警によると、道内では2018年までの5年間で、ブレーキとアクセルの踏み間違いによる死亡交通事故が12件発生している。このうち10件(約83%)が65歳以上の運転者による。今回の体験会は、こうした事故を防止する安全運転サポート車の普及が狙い。道警釧路方面本部(釧本)管内では釧路市に続いて2度目の開催。

 この日は自動車メーカー5社がそれぞれ、安全技術を搭載した車に参加者を乗せ、障害物の前で自動で急ブレーキがかかるなど性能について情報発信した。

 帯広スバル自動車の鈴木大貴さんは「これからは(安全技術が)付いていて当たり前になるだろう。事故ゼロに向けて性能も進化している」とし、5社全てを体験した幕別町の名和啓記さん(60)は「メーカーごとにブレーキのかかり方や体への衝撃が違った」と話した。

 釧本の吉成真吾次席は「機能を体感することで安心感も生まれる。まずはサポート車について知ってもらえれば」と呼び掛けた。(細谷敦生)

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