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十勝川の川下り、手作りいかだで満喫

工夫たっぷりのいかだに乗り、十勝川の流れを楽しむ参加者(7日午前9時半ごろ、山下僚撮影)

 夏の風物詩「第47回十勝川イカダ下り」(実行委主催)が7日、十勝川で開かれた。参加者はそれぞれに工夫を凝らした手作りいかだに乗り、雄大な川の流れを楽しんだ。

 管内外から72チーム・約360人が参加。観測ロケット「MOMO(モモ)」や、「令和」の文字を掲げる菅義偉官房長官をイメージしたものなどさまざまないかだがそろった。

 午前9時、すずらん大橋下流からスタートし、約10キロ先の十勝中央大橋(音更町十勝川温泉)付近のゴールを目指した。

 この日は曇り空ながら過ごしやすい気候に。北土開発(芽室)の同僚4人と乗り込んだ濱尚暉さん(19)は「川の流れに乗って風を感じたい」。漁船をイメージし、底にペットボトルと発泡スチロールを敷き詰めた帯広の本間真琴さん(44)は「ゴールまでたどり着けるか不安だが、自然を楽しみながらこぎたい」と笑顔を見せた。(高田晃太郎)

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