カタクリ、ミズバショウ見ごろ これからエンレイソウも 帯広市野草園オープン
帯広市野草園(緑ケ丘公園内)の今年度の営業が29日、スタートした。初日はすがすがしい青空が広がり、ゴールデンウイーク期間とあって、多くの家族連れらが散策を楽しむ姿が見られた。
午前10時から行われた開園の集いには市民ら約200人が集まり、先着でパンジーの花苗が贈られた。市野草園運営委員によるガイドもあり、参加者はカタクリやミズバショウといった花々の特徴を聞きながらゆっくりと園内を見て回った。委員によると、これからはオオバナノエンレイソウとニリンソウが見頃を迎え、園内を白い花が彩るという。
息子の叶真ちゃん(5)と訪れた音更町の佐藤真由美さん(36)は「少しずつお花の種類も覚えてきた。花だけでなく虫や魚も見られ、動物園と合わせてお散歩コースです」と話していた。
開園時間は午前9時~午後4時半(10月は午後4時まで)。入園無料。10月31日まで。(松田亜弓)