愛されるジャズとコーヒー ＧＲＯＯＶＹ まちマイ緑園中エリア編
木のぬくもりが伝わる空間で、ジャズとおいしいコーヒー、ピザが楽しめる店内
西２１南２の住宅街に隠れたログハウス「ＧＲＯＯＶＹ（グルービー）」は、心地いい空間と音楽、おいしいコーヒーで３０年以上にわたって地域に愛されるカフェだ。木のぬくもりが伝わる室内にジャズが流れるゆったりとした時間を楽しむため、ファンが遠く東京から訪れることもある。
１９７８年に店主の遠藤明さん（６６）が帯広市内にオープンした。店名の由来は、米国のジャズピアニスト「レッド・ガーランド」のレコード。学生時代にジャズにはまった遠藤さんが「好きな音楽を聴いて過ごせる場所を」と作りあげた空間には、これまでに収集した２千枚以上のレコードがならんでいる。
８５年に現在地に移る際に建てたログハウスも店の魅力をさらに引き出した。柔らかい照明とジャスの音のとりことなった人が常連客となり、通いつめている。
料理メニューの１番人気は「ごぼうのピザ」（８４０円）。十勝産ごぼうとチーズがマッチングした逸品だ。オリジナルコーヒーとともに味わえば、店の雰囲気と相まってくつろいだひとときを楽しめる。営業時間は午前１０時から午後９時半まで。日曜定休。電話０１５５・３４・８２８４。（奥野秀康）
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