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ヌプカ「馬車BAR」今月中旬にも運行へ 帯広

夜の帯広市街地で行われた観光馬車の公開運行(3月31日、新井拓海撮影)

 帯広市中心市街地を夜間に周遊する観覧馬車「馬車BAR」の公開運行が3月31日夜、行われた。実施する「十勝シティデザイン」(帯広、坂口琴美社長)は、人が乗るワゴン部分の完成などを待ち、今月中旬の運行開始を予定している。

 コースは同社が運営する「ホテル・ヌプカ」前を発着点に、北の屋台がある西1条通から広小路、西2条(平原通)を通って再び北の屋台前から広小路を抜け、西3条を回って戻る約2キロ。40~50分かけ車道を走り、乗客はクラシカルな内装の2階建てワゴンの中で、同社の十勝産麦芽100%「旅のはじまりのビール」などを味わえる。

 中心市街地の活性化が狙い。同社は、ばんえい競馬出身のベテラン厩務(きゅうむ)員を招へいし、元ばん馬の引き馬1頭(ムサシコマ)の調教に当たってきた。3月に入り、ばんえい競馬からワゴン部分を借り受け、路上練習を重ねてきた。

 この日は午後7時半から、同社の創業者で弁護士の柏尾哲哉氏や坂口社長らが見守った。道行く人が携帯電話で写真撮影をするなど注目を浴び、柏尾氏は「街の風景を変えるというコンセプト通り。ホテルとのセット企画など続けられる仕組みも構築したい」とした。

 運行料金体系などは現在検討中で、同社のフェイスブックなどで随時情報発信していく。(佐藤いづみ)

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  • 夜の帯広市街地で行われる観光馬車の公開練習(31日、新井拓海撮影)

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