3年間の思い出胸に卒業 管内中学校で卒業式
十勝管内の全48中学校で15日、卒業式が行われた。卒業生約2900人は卒業証書を受け取り、校舎から巣立った。
帯広第二中学校(辻野裕義校長、生徒273人)の体育館では午前9時半、卒業生92人が温かい拍手で迎え入れられた。
辻野校長は1人ずつ卒業証書を手渡し、「皆さんは二中の誇り。自ら考えて努力し、夢を語れる、希望を抱ける人になってほしい」とあいさつした。伊藤公康PTA会長と野原一行同窓会長が祝辞を述べた。
木幡桃華さん(2年)が送辞を読み、卒業生を代表して明日見和佳さんが在校生や先生、保護者、同級生に感謝を伝えた。
式後の「お別れのセレモニー」では、スライドショーで3年間を振り返り、「旅立ちの日に」を合唱。制服の袖で涙を拭う生徒もおり、最後のひとときを分かち合った。(牧内奏)
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