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つかの間 雪の朝 大樹26センチ、帯広14センチ

雪が脇に積み上げられた歩道を通学する小学生(大樹町、12日午前7時40分ごろ)

 発達した低気圧の影響で、十勝地方は11日午後から12日朝にかけ、まとまった雪が降った。12日午前8時までの24時間降雪量は、最も多い大樹で26センチを記録、帯広は14センチだった。

 帯広測候所によると、管内他地点の降雪量は中札内村上札内22センチ、浦幌18センチ、広尾16センチなど。越波の恐れなどがあるとして、広尾町内の国道236号と、豊頃、浦幌両町内の道道2路線3区間が一時通行止めとなった。

 12日は、正午までの帯広の最高気温が平年より高い7・4度となるなど気温が上昇。6日に積雪がなくなった帯広は12日午前1時の14センチから、正午には再び積雪ゼロになった。

 11日夕方から12日午前にかけて26センチの降雪を記録した大樹町では、早朝から町民が除雪作業に汗を流した。道路脇には雪が積み上がり、小学生が雪玉を作って遊びながら通学する姿もみられた。

 町内で酪農業を営む男性(68)は「今年は例年になく少雪だった分、バランスを取るようなまとまった雪になった。雪が湿って重たい。苗作りが始まっているビートのビニールハウスが心配」と話していた。

 13日の十勝は晴れ時々くもりの予想で、多い所で5センチ程度の降雪が見込まれている。(池谷智仁、松村智裕)

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    雪が脇に積み上げられた歩道を通学する小学生(大樹町、12日午前7時40分ごろ)

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