エゾリスも応援、５５人が挑む 帯畜大で後期試験
「頑張って！」。雪の中、試験会場へ向かう受験生。エゾリスも姿を現し、木陰から声援！？（１２日午前８時２５分ごろ、帯広畜産大学構内。金野和彦撮影）
帯広畜産大学の２次試験後期日程が１２日、同大で開かれ、５５人が小論文と面接試験に臨んだ。
同大の後期日程は前年度まで、センター試験の結果だけで合否を判定していた。今年度からは学習意欲の高い学生を選ぶ観点から、センター試験の結果に加え、独自試験を課すことにした。
前日からの雪を受け、１２日朝に構内を除雪。試験会場に向かう受験生を応援するかのように、エゾリスも出迎えた。午前９時半から小論文の試験を実施し、午後は面接を行った。
後期日程には共同獣医学課程（募集人員１０人）に４８人、畜産科学課程（同２５人）に１０４人が出願し、倍率は４・３倍。ただ、前期日程で進路が決まった学生もおり、当日は９７人が欠席し、受験率は３６・２％だった。合格発表は２０日。（池谷智仁）
