178人に春 帯畜大で合格発表
帯広畜産大学(奥田潔学長)は6日、2019年度一般入試前期日程の合格者178人を発表した。同大構内に合格番号が張り出されると、家族や友人と喜びを分かち合う受験生の姿が見られた。
合格者の内訳は、共同獣医学課程(募集定員30人)31人、畜産科学課程(同130人)147人。道外出身者は111人で、合格者の約62%を占めた。十勝管内の高校出身者は獣医4人、畜産8人の計12人。前期日程には389人が出願し、倍率は2・4倍だった。
この日午前10時には、受験生や家族ら約10人が集まった。職員によって合格番号が掲示されると、自分の受験番号を探し、番号を見つけて写真を撮っていた。
畜産課程に合格した帯広柏葉高の池山慧さん(18)=帯広=は「番号があって安心した。環境生態学ユニットに進んで勉強したい」と意気込んだ。隣で見守った母の康子さん(58)も一安心。「今日はごちそうを作ってあげようかな」と喜んでいた。
この日は私費外国人留学生特別入試で3人(畜産科学課程)、別科(草地畜産専修)一般入試5人の合格者も発表した。後期日程の合格発表は20日。(細谷敦生)