ばんえい十勝 朝調教見学ツアーが好調
ばんえい十勝が企画する朝調教見学ツアーが今年も好評だ。帯広競馬場内の練習走路で、白い息を吐きながらそりを引くばん馬の姿をひと目見ようと、多くのファンが訪れている。
今年の同ツアーは1月から、ばんえい競馬開催の日曜日に実施。3月末まで予定されるが、すでに予約で埋まっている状況だ。
17日午前6時から行われたツアーには、道内外から13人が参加した。この日朝の帯広の最低気温は、平年よりやや高い氷点下10・1度。それでも、朝日が昇る中、馬体からは大量の湯気が立ち上がり、幻想的な景色を演出した。
ツアー参加者は馬の姿を熱心にカメラに収めたり、目の前で立ち止まる馬に声を掛けたりしていた。
神奈川県から姉妹で訪れた佐藤道子さん(47)は「4カ月前に予約した。間近で見ると、大きくて迫力が違う」とツアーを楽しんでいた。(新井拓海)