家内安全願う 帯廣神社で節分祭
節分の3日、十勝管内の神社では厄払いなどの神事が執り行われた。帯廣神社(大野清徳宮司)では午前と午後の2回、節分祭と豆まきが行われ、参拝者らは1年間の家内安全などを願った。
午前11時半からの「福豆福餅まき」では、特設舞台前に市民ら約250人が集まった。年男・年女を含む15人が特設舞台に上がって「福は内!」と豆と餅の入った袋をまいた。
縁起物の「福矢」と交換できる福の紙を受け取った帯広市の稲田小5年川村悠翔君(10)は「袋をたくさん取ろうと必死だった。福矢をもらえてうれしい」と笑顔。父親の貴行さん(41)は厄年のおはらいを受けに訪れ、「何事もない1年であってほしい」と話していた。(藤島諒司)