おびひろ動物園 ヤギ3匹生まれる
おびひろ動物園(柚原和敏園長)でヤギの赤ちゃん3匹が生まれた。親の雌2匹は昨年秋に来園し、同園で雄は飼育していないことから、来園時には既に妊娠していたとみられる。うれしい“サプライズ”に飼育関係者も喜んでいる。
13日に「くろ」(1歳)が雄と雌の双子を、19日には「こなつ」(11カ月)が雌を出産した。くろ、こなつはいずれも昨年10月ごろにオホーツク管内置戸町の農家から仲間入り。ヤギの妊娠期間は150日程度のため、妊娠した状態で来園したとみられる。
くろは13日の開園中に出産が始まり、来園者と触れ合っている時だった。15分ほどで2匹が立て続けに生まれ、来園者らが見守る中での誕生となった。
同園によると、くろ、こなつはしっかりと面倒を見ており、生まれた時は2キロほどだった赤ちゃんの体重も、双子は約4キロ、雌のもう1匹も約3キロと順調に成長しているという。担当飼育係の西山葵さんは「ヤギの授乳は4カ月ほどで、成長がとても早い。成長を見に来てほしい」と話す。
26日からは名前の投票も行う。双子は雄・雌の順に(1)くく・ろろ(2)ちゃっぴー・ちょこ(3)くうた・そら、雌は(1)こはる(2)うみ(3)みなと-のいずれかから選ぶ。2月23日まで受け付け、同24日に発表する。(松田亜弓)
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