十勝毎日新聞 電子版

Tokachi Mainichi News Web

「冬の味覚」毛ガニ初水揚げ 広尾・大樹・大津

十勝港に戻った漁船から次々と降ろされる毛ガニ(23日午前9時10分ごろ、新井拓海撮影)

 【広尾・大樹・豊頃】毛ガニの試験操業が23日、十勝の沿岸で一斉に始まり、「冬の味覚」が初水揚げされた。

 十勝の毛ガニ漁は資源減少などのため、2006年から試験操業として行い、今年は広尾で9隻、大樹で3隻、大津で6隻が操業する。許可期間は来年1月末まで。

 広尾の十勝港では午前9時すぎから漁船が帰港し、生きのいい鮮やかな赤色のカニが次々と市場へ運び込まれた。

 広尾漁協は2年前から特大サイズ(甲長10センチ以上、重さ800グラム以上)のカニをブランドガニ「熊がに」として出荷している。この日は水揚げされなかったが、同漁協毛がに篭(かご)部会の保志光則部会長(57)は「初日はやや小ぶりだったが、これから型は大きくなる」と期待を寄せていた。

 広尾では今後、毛ガニ関連の催しが続く。12月2日は午前10時から、同漁協冷凍工場前特設会場で毛ガニ大釜ゆで実演販売を行う。同9日はシーサイドパーク広尾で「広尾毛がにまつり」(町観光協会主催)が開かれる。(松村智裕)

関連写真

  • 十勝港に初水揚げされた毛ガニ(23日午前9時半ごろ、新井拓海撮影)

    十勝港に初水揚げされた毛ガニ(23日午前9時半ごろ、新井拓海撮影)

  • 十勝港に初水揚げされた毛ガニ(23日午前9時半ごろ、新井拓海撮影)

    十勝港に初水揚げされた毛ガニ(23日午前9時半ごろ、新井拓海撮影)

  • 十勝港に帰着した漁船から、次々と降ろされる毛ガニ(23日午前9時20分ごろ、新井拓海撮影)

    十勝港に帰着した漁船から、次々と降ろされる毛ガニ(23日午前9時20分ごろ、新井拓海撮影)

更新情報

ブログレッソA、新得中全道へ U15フットサル道東ブロック予選

紙面イメージ

紙面イメージ

11.23(土)の紙面

ダウンロード一括(73MB) WEBビューア新機能・操作性UP

日別記事一覧

前の月 2024年11月
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

十勝の市町村

Facebookページ

記事アクセスランキング

  • 昨日
  • 週間
  • 月間

十勝毎日新聞電子版HOME